2011年07月02日

6月の本読み記録

2011年6月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:3192ページ

■SARU 下 (IKKI COMIX)
下巻がでてるのに気付かなくてやっと最後まで読めました。三巻構成にするかいっそもっと短くするかした方がよかったのになというのが率直な感想。SARUの進軍シーンは単純に恐ろしい。それ以上にザビエルピサロ戦の表現がぞわりとする。
読了日:06月19日 著者:五十嵐 大介
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/11810501

■たおれて尊し!(1) (アフタヌーンKC)
なみえ作品にしてはエロ表現がソフトというか割とオーソドックスなので、比較的人に薦めやすいかも。すすむもねじめタイプでかわいい。発売後3日の時点で書店店頭で全然見かけなかったので気になる人はいまのうちに買ってあげてください。
読了日:06月18日 著者:尾玉 なみえ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/11770831

■鴨川ホルモー (角川文庫)
「生物は遺伝子を運ぶ乗り物にすぎない」という言葉があったけど、万城目学に言わせれば「生物は思いをつなぐ乗り物」なのかもしれない。受け継いでいくという構造に執着する作者の処女作。ある日突然、延々と受け継がれ続けたものの中に放り込まれ、訳が分からないながらもあがいて、全力を出し切ってそうして次の世代へ繋いでいく、と書くとまるで人生そのもののように思う。ホルモーを始めるまでが長い割に始まってからがかなり駆け足なのが残念。もう少し後半にボリュームが欲しかったな。
読了日:06月16日 著者:万城目 学
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/11741337

■まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)
同作者の過去作品「秘密の花園」における地下鉄の光を見て、そして戻ってきた者達の物語だと思った。向こうに行けず戻ってきてしまった以上、働いて食べて寝て生活をしていかねばならず、そしてその生活というものこそが人生だという(作者の)前向きな意思に溢れた作品。舞台となっている街はすぐに町田市とわかる描写ながら「幻」を想起させる「まほろ」という名をつけたのはこれはファンタジーですという作者の宣言なのかな。
読了日:06月14日 著者:三浦 しをん
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/11713198

■英国男子制服コレクション
画像とテキストのバランスが良くてパラパラみるだけでも楽しい。後ろ半分は写真の代わりにイラスト、フルカラーでなく2色印刷なのがちょっと残念。
読了日:06月12日 著者:石井 理恵子,横山 明美
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/11670340

■英国スタイルの部屋
ガーデニング、刺繍、おもてなし…といったキーワードが好きな女性向け、もっと端的に言えば奥様向けの本です。写真も文章もとても素敵ですが、ただイギリスの伝統的なスタイルの部屋が見たいという人には向いてないかも。
読了日:06月12日 著者:ヴィクトリア編集部
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/11670304

■プリンセス・トヨトミ (文春文庫)
「あをによし」をドラマで見ただけで初万城目作品です。映画のCMが流れ始める前あたりに読了。CMはかなりネタバレ万歳なのでそちらを見る前に読めてよかったなあと。不思議なことのない世界で不思議なことを描こうとするなら、変わった性格の人間(主に旭)はいない方がいいんじゃと思うけどこれが万城目節なのかな?前振り部分に長々とページを裂いた甲斐あって、最後の泣かせるところではしっかりホロリとさせてもらいました。他の作品も読んでみようかな。
読了日:06月12日 著者:万城目 学
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/11670114

■英仏百年戦争 (集英社新書)
ローマ人の名前の区別が付かないから、という理由で世界史を放棄したわたしでもなんとか最後まで読みきれました。ヘンリー、アンリ、ウィリアム、ギョーム…と登場人物の数に対して圧倒的に名前のバリエーションが少ないという理不尽な世界の話でも読ませるのはさすが佐藤賢一。この辺の歴史についてもう少し詳しく知りたいけど専門書は無理、という方にぜひ。
読了日:06月12日 著者:佐藤 賢一
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/11670010

■ジゼル・アラン(2)
この作者もしかして人形者じゃ?と思うぐらい、服や靴や小物がいわゆるお人形好きのど真ん中ストライクです。森薫が古き良き自体の時代という全体に執着しているのに対してこちらの作者は女性用製品にのみ特化して執着してるというか。服を眺めているだけで楽しい1冊。
読了日:06月11日 著者:笠井 スイ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/11669761

■風が強く吹いている (新潮文庫 み 34-8)
エッセイ以外は久しぶりに。三浦しをんといえば描きたいイメージが先行しすぎてシーンの繋がりや登場人物の感情の流れが唐突、という印象だったけど自然になっていて驚いた。小説家に対して上手くなったと思うことは少ないので(というか普通は最初から上手い)エッセイの親近感といい追いかけたい作家ではあるかなあ…前半の大学生活のゆる感も後半のドキドキハラハラも、やや夢物語な展開を設定チョイスの妙と情報量で説得力あるところまでうまくまとめた娯楽小説。走→清瀬の感情を「きらきら」という言葉だけでなくもっと具体的に読みたかった。
読了日:06月09日 著者:三浦 しをん
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/11669312

■フランス7つの謎 (文春新書)
フランスの分析本かと思ったら、すべての章のラストは日本との比較になっている。読者に日本の謎を考えさせるための本であり、フランスの謎解明部分はそのお手本、こうやって謎を解いていくんだよといった趣向。なのでフランスの話だけ読みたい人にはちょっと不向きかな…あと通販で購入したのですが、かなり薄いのでもうちょっとボリュームがほしかった。著者の感想を交えつつの参考文献紹介は呼んでみたくなる本が多くてよかった。
読了日:06月05日 著者:小田中 直樹
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/11669868


▼読書メーター
http://book.akahoshitakuya.com/
posted by fujikko at 18:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 読んだ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。